映画地図
『ラスト、コーション』 (2007)
『ラスト、コーション』の舞台と、実際の撮影地。
戦時の上海と香港。マレーシアで撮影され、浦東に再建された通りでも撮られた。
地図で見る
場面と場所
嶺南大学の愛国演劇 (1938)
内気な新入生の王佳芝は、邝裕民の愛国演劇部に引き込まれ、すぐに主演女優となる。舞台の演技は観客と仲間の心をつかみ、邝裕民は彼女が大義のために何をできるかを見抜き始める。
物語の舞台 香港・嶺南大学演劇部 — 大学の舞台。王佳芝はここで学生の愛国演劇部の主演女優となる。
香港の大講堂が、戦時中のキャンパスの代わりを務める。
マレーシアで撮られた香港の街並み (1938)
演劇部の舞台に触発された邝裕民は、一行に本当に行動するよう説き、日本の後ろ盾を受けた傀儡政府の特務機関員・易先生の暗殺を企てる。王佳芝は富商の妻「マク夫人」を演じる役に選ばれ、易夫人の輪に入り込むことになる。
物語の舞台 1938年の香港の街並み — 戦前の香港の街並み。学生たちはここで易先生への最初の襲撃を計画する。
1938年の香港は、マレーシアの二つの町の街並みを使って作られた。
実際の撮影地 ペラ州イポー(マレーシア) (旧市街, イポー, マレーシア) — 中国語版ウィキペディアによれば、映画の香港の街並みはペナンとイポーで撮影された。どの場面がどこで撮られたかは記載がない。 Google マップ · Apple マップ
行き方: イポーはペラ州の州都。旧市街には鉄道駅と植民地時代の街並みがある。
実際の撮影地 ジョージタウン(ペナン、マレーシア) (歴史地区, ジョージタウン, マレーシア) — ジョージタウンの記事が、この都市で撮影された映画の一つとして挙げている。具体的な通りは示されていない。 Google マップ · Apple マップ
行き方: ジョージタウンはペナンの州都。歴史地区の中心部は徒歩で回れる。
美龍珍レストランでの易夫人の晩餐 (1942)
三年後、占領下の上海。王佳芝は再び易夫人の輪に戻り、易先生との距離を縮めていく。食卓で生まれた二人の女性の親しさが、計画の隠れ蓑となる。
物語の舞台 美龍珍レストラン(南京西路) — 占領下の上海で、易夫人が王佳芝を晩餐に招く店。 Google マップ · Apple マップ
長く営業を続けている上海のレストランが、映画の撮影地に選ばれた。
実際の撮影地 美龍珍レストラン(南京西路、上海) (静安 · 南京西路, 上海, 中国) — 中国語版ウィキペディアによれば、易夫人が王佳芝を招く場面の撮影にこのレストランが選ばれた。 Google マップ · Apple マップ
行き方: 上海市静安区の南京西路沿い。現在も営業中のレストラン。
南京西路、新場で再現 (1942)
王佳芝と易先生の関係は深まっていくが、彼女は上司への報告を続け、上司からは待つよう言われる。彼女が歩く通りは、戦時上海の通りを映画のために再現したものだ。
物語の舞台 上海・南京西路(1942年) — 戦時中のショッピング街。王佳芝が易先生のもとへ向かう途中に通る。シベリア毛皮店が並ぶ。
この通りはセットで、実際の場所は浦東の旧市街である。
実際の撮影地 浦東・新場古鎮(上海) (浦東 · 新場, 上海, 中国) — 中国語版ウィキペディアによれば、新場が撮影地に選ばれ、古い市場通りが再現された。要点は通りではなく町の中心部である。 Google マップ · Apple マップ
行き方: 浦東新区の新場古鎮。セットはそのままの形では残っていない。
宝石店のピンクダイヤモンド (1942)
王佳芝は封筒を託されて宝石店へ行き、易先生が彼女のために希少な六カラットのピンクダイヤを注文したことを知る。抵抗運動にとっては、護衛を介さずに彼に近づける機会となる。
物語の舞台 上海の宝石店 — 易先生が王佳芝のために、希少な六カラットのピンクダイヤを指輪にあしらわせた店。
上海の小さな店が、一つの指輪を中心に描かれる。
実際の撮影地 香港・浅水湾(レパルスベイ) (浅水湾, 香港) — レストランでの一場面(場面は特定されていない) Google マップ · Apple マップ
登場人物
- 王佳芝 — 内気な学生だったが、やがて女優となり、「マク夫人」を名乗ってスパイになる。
- 易先生 — 日本の後ろ盾を受けた傀儡政府の特務機関員。のちに秘密警察の長となる。
- クアン・ユーミン — 演劇部を率い、易先生への計画を主導する学生。
地図が答える問い
- 『ラスト、コーション』の香港の街並みは実際にはどこで撮影されたか?
- 『ラスト、コーション』で易夫人が晩餐を開く上海のレストランはどこか?