映画地図
『メメント』 (2000)
『メメント』の舞台と、実際の撮影地。
ノーラン監督の記憶喪失サスペンスは、ロサンゼルス近郊で撮影された。Tujungaのモーテル、バーバンクのバー、そして作中の重要な倉庫の代役を務めた製油所である。
地図で見る場面と場所
廃墟の倉庫
逆再生の冒頭で、レナードは男の頭を撃ち、その男のポラロイド写真を撮る。映画はそこから、彼がどうしてここに至ったかをたどっていく。
物語の舞台 廃倉庫 — 映画の冒頭と、終盤の対決の一つが行われる空の建物。
廃墟となった工業施設。最初に予定していた場所での撮影が叶わず、セットとして作られた。
実際の撮影地 ロングビーチ近郊の製油所(内部はセット) (ロサンゼルス周辺, アメリカ) — 廃墟の内部はセットで作られ、ロングビーチ近郊の製油所で撮影された。あるブログはカーソンのFletcher製油所だとしている(disputesを参照)。 Google マップ · Apple マップ
行き方: 立ち入りはできない。あるブログによると、製油所は取り壊されたという。
レナードの部屋(モーテル)
レナードはモーテルの部屋で目覚め、新しい記憶を作れなくなった襲撃事件について、見知らぬ電話相手に語る。メモ、ポラロイド写真、刺青を頼りに、追う相手が誰なのかを組み立てていく。
物語の舞台 ディスカウント・インの部屋(レナードの部屋) — レナードが、正体不明の電話相手に自分の症状を説明する部屋。
トゥジャンガの丘陵地帯、幹線道路沿いにある塗り直されたモーテル。
実際の撮影地 Travel Inn, 7254 Foothill Blvd, Tujunga (ロサンゼルス周辺, アメリカ) — 塗り直したうえで、ディスカウント・インの外観と、レナードとドッドの部屋の内観に使われた。座標はそのビルではなく、Sunland-Tujungaの住宅街の中心である。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
サミー・ジャンキスの家
レナードは、かつて調査したもう一人の健忘症患者、サミー・ジャンキスの件を思い出す。検査でサミーは反復では学習できないと分かり、レナードは病気は心理的なものだと判断して保険金の支払いを拒否した。
物語の舞台 サミー・ジャンキスの家 — レナードが何度も思い返す保険事件の当事者の郊外の家。
パサデナ周辺の何の変哲もない郊外住宅で、ジャンキス家の代わりに使われた。
実際の撮影地 パサデナ近郊の郊外住宅(あるブログによればAltadena, 2397 Highland Ave) (ロサンゼルス周辺, アメリカ) — パサデナ近郊の郊外住宅で撮影された。住所は一つのブログからのもののため、ここではAltadenaの中心地点を示している。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
テディとのランチ
ランチの席でテディはおごると申し出、レナードはチェイス対象のジョン・Gがまだ街にいるかを尋ねる。テディはサミー・ジャンキスの話にうんざりしている様子だ。
物語の舞台 あるレストラン — レナードがおごられる昼食の店。
サンフェルナンド・バレー北部の住宅地にあるレストラン。
実際の撮影地 レストラン, 12192 San Fernando Rd, Sylmar (ロサンゼルス周辺, アメリカ) — 片中で使われたレストランについて、一つのブログが示す住所。座標はSylmarの中心。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
ナタリーの家
バーテンダーのナタリーはレナードに手を貸すと申し出るが、あざはドッドのせいだと言って、彼の症状を利用する。レナードはドッドの件を引き受ける。
物語の舞台 ナタリーの家 — ナタリーの家。レナードは迎え入れられるが、そこで利用される。
バーバンクの住宅。映画の初日の撮影がここで行われた。
実際の撮影地 住宅, 919 E Magnolia Blvd, バーバンク (ロサンゼルス周辺, アメリカ) — 映画の制作メモによれば、ナタリーの家はバーバンクにある。住所は一つのブログからのもののため、ここではバーバンクの中心地点を示している。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
マウントクレスト・イン
レナードはホテルの部屋でドッドを待ち伏せして問いただし、その後、連絡役のテディに電話をかけて、厄介事を街の外へ片付ける手助けを頼む。
物語の舞台 マウントクレスト・イン — レナードがドッドを待ち伏せするホテルの部屋。
交通量の多い谷沿いの大通りに面した幹線道路沿いの宿。
実際の撮影地 Hill Crest Inn, 9111 Sepulveda Blvd, North Hills (ロサンゼルス周辺, アメリカ) — マウントクレスト・インの場面は一つのブログのみを根拠とする。座標はNorth Hillsの中心。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
フェルディーズ・バー
ナタリーがバーで勤務していると、レナードが彼女を探しにやって来る。最初は彼女の恋人と間違えられる。
物語の舞台 フェルディーズ・バー — ナタリーがバーテンダーとして働く店。
バーバンクの近所にあるバー。
実際の撮影地 The Blue Room, 916 S San Fernando Blvd, バーバンク (ロサンゼルス周辺, アメリカ) — 片中で使われたバーについて、一つのブログが示す店名。座標はバーバンクの中心。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
レナードの旧居
レナードは、妻が襲われた夜を思い出す。その事件によって、彼は新しい記憶を留めておけなくなった。
物語の舞台 レナードの旧居 — 襲撃の前、レナードが妻と暮らしていた家。
アルタデナの郊外住宅。
実際の撮影地 2379 Highland Ave, Altadena(あるブログによれば、サミー・ジャンキスの家の隣) (ロサンゼルス周辺, アメリカ) — あるブログが示す住所で、サミー・ジャンキスの家の隣。座標はAltadenaの中心。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
妻の遺品を燃やす
レナードは妻の持ち物を燃やす。過去を手放すための、個人的な儀式である。
物語の舞台 レナードが遺品を燃やす場所 — レナードが妻の持ち物に火をつける空き地。
製油所の向こう側にある工業用地。
実際の撮影地 ロングビーチ近郊の製油所(反対側) (ロサンゼルス周辺, アメリカ) — 倉庫の場面と同じ製油所の反対側で撮影された。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
登場人物
- レナード・シェルビー — 元保険調査員。前向性健忘症を患い、メモ、ポラロイド写真、刺青を頼りに妻を襲った犯人を追う。
- ナタリー — バーのバーテンダー。レナードに手を貸すと申し出るが、彼の症状を利用する。
- テディ — レナードの連絡役。「信用するな」という書き置きが残されている相手。
- サミー・ジャンキス — もう一人の健忘症患者。レナードが保険の仕事で調べた事件の人物。
- ドッド — ナタリーに金を要求する男。レナードが対決を引き受ける。