映画地図

千と千尋の神隠し (2001)

千と千尋の神隠しの舞台と、実際の撮影地。

霊界の湯屋はどの地図にも載っていないが、その一部は実在する。松山の温泉、東京のホテル、そして博物館の引き出し一つ。

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千と千尋の神隠し
写真: Mister0124 · CC BY-SA 4.0 · Wikimedia Commons

場面と場所

トンネルと草原

千尋の家族は思いがけない道に入り、トンネルと不思議な門の前で立ち止まる。母は引き返したがるが、父は先へ進む。一行は草むらを抜け、人影のない町へ向かう。

物語の舞台 トンネルとその先の草原 — 人間の世界と霊界のあいだの門。

トンネルに実在のモデルは知られていない。草原については、美術監督が山梨県の塩津駅周辺を研究した。

実際の撮影地 山梨県上野原市、塩津駅周辺 — 実写撮影地ではない(アニメ作品)。美術監督の Kazuo Oga が、冒頭と結末の風景のモデルとしてこの地域を下見したと報じられている。 Google マップ · Apple マップ

行き方: JR中央線で塩津駅まで。

人けのない屋台通り

千尋の両親は無人の屋台を見つけ、神々のための食べ物を食べ始める。千尋は誰もいないと言って、その場を離れる。

物語の舞台 さびれた屋台通り — 霊界の町にある屋台の通り。人影はない。

風呂屋周辺の飲食街は、新橋の烏森口周辺と有楽町の高架下の酒場の雰囲気から描かれた。

実際の撮影地 東京都、江戸東京たてもの園の Kagiya — 実写撮影地ではない(アニメ作品)。台東区下谷から移築された1856年建造の居酒屋「Kagiya」が、最初のレストランのモデルだという噂がある。噂のみで、公式な確認は見つからなかった。 Google マップ · Apple マップ

行き方: 東京都小金井公園内の博物館。地図のピンは建物ではなく公園を指している。

風呂屋へ渡る橋

千尋はハクと出会う。ハクは、橋を渡って風呂屋へ向かう霊たちから千尋を隠し、日没前に去るよう警告する。川の水かさが増し、霊界の町が目を覚ます。

物語の舞台 橋と風呂屋の正面 — 夕暮れに町が目覚めるころ、橋を渡った先に現れる霊界の風呂屋。

松山の道後温泉本館(1894年建築)は、風呂屋のデザインの一部に着想を与えたとされる。日本語版ウィキペディアの作品記事では、特定の一軒の温泉旅館がモデルだったという記述はない。

実際の撮影地 松山市 道後温泉本館 — 実写撮影地ではない(アニメ作品)。建物デザインの一部に着想を与えたとされる。ある新聞記事によれば、美術監督の Takeshige Yoji が社員旅行で訪れ、風呂屋の外観の参考にしたという。 Google マップ · Apple マップ

行き方: 愛媛県松山市、道後温泉の電停。現役の公衆浴場。

実際の撮影地 群馬県 伊香保温泉 Kajika Bridge — 実写撮影地ではない(アニメ作品)。無面男が立つ赤い橋とそっくりだと言われている。噂のみ。地図のピンは橋ではなく伊香保温泉の中心を示している。 Google マップ · Apple マップ

行き方: 群馬県、伊香保温泉の町。

釜爺の釜場

ハクは千尋を釜場へ行かせ、仕事を頼むよう促す。多腕の釜爺は無愛想で、ススワタリたちが石炭を運んでいる。

物語の舞台 釜場 — 風呂屋の地下。多腕の老人が釜を管理している。

釜爺の薬箪笥は、現在江戸東京たてもの園にある Takei Sanshodo の店内の引き出しをモデルにしたとされる。

実際の撮影地 東京都 江戸東京たてもの園内の Takei Sanshodo — 実写撮影地ではない(アニメ作品)。博物館の Takei Sanshodo(文房具店)の引き出しが、釜爺の薬箪笥のモデルだとされる(引き出しのみ。釜場は含まない)。2つのウェブページがこの建物をモデル地と記しており、そのうち1つは「ジブリ公認」とする。建物は日本語版ウィキペディアにも掲載されている。 Google マップ · Apple マップ

行き方: 東京都小金井公園内の博物館。地図のピンは店ではなく公園を指している。

湯婆婆の部屋と新しい名前

千尋は湯婆婆の部屋へ上がり、仕事をくれと頼む。湯婆婆は千尋の名前の大部分を奪い、「千」と名付ける。

物語の舞台 湯婆婆の最上階 — 魔女が湯屋の最上階に構える豪華な部屋。

湯婆婆の部屋は、鹿鳴館と目黒雅叙園をモデルにしたとされ、天井画や彫刻は二条城と日光東照宮が参考にされた。

実際の撮影地 目黒 雅叙園(ホテル雅叙園東京)、目黒 — 実写撮影地ではない(アニメ作品)。湯婆婆の部屋のモデルだとされる。Wikidata には約90メートル離れた2地点が登録されている。 Google マップ · Apple マップ

行き方: JR目黒駅の近く、東京都。写真は現在のホテルの外観で、古い木造の棟ではない。

従業員の部屋

千尋はリンのもとで働き始め、ほかの従業員たちと掃除をしながら風呂屋の仕事を覚える。

物語の舞台 従業員部屋と風呂場の作業場 — 風呂屋の裏手にある、ひしめき合う寝起きの部屋と作業場。

従業員の部屋は、近江の紡績工場の女子寮と、国立ハンセン病資料館に復元された共同部屋をモデルにしたとされる。

腐れ神の湯

客が次々と訪れ、風呂屋は混み合う。巨大で汚れた神が入ってくると、従業員と千尋は大浴場でその体を洗い清める。

物語の舞台 大浴場 — 巨大で汚れきった客が洗われる大きな浴場。

風呂屋の内部は目黒雅叙園をもとにしたとされる。

実際の撮影地 目黒 雅叙園(ホテル雅叙園東京)、目黒 — 実写撮影地ではない(アニメ作品)。風呂屋の内装の原型。 Google マップ · Apple マップ

行き方: JR目黒駅の近く、東京都。

海の上の電車

千尋は、影のような乗客たちと一緒に、静かな列車で水の上を渡る。

物語の舞台 海の上の電車 — 水の上を走る鉄道。途中の停車駅はどれも人里離れている。

実在のモデルは確認されていない。

実際の撮影地 愛媛県 下灘駅 — 実写撮影地ではない(アニメ作品)。海辺の駅で、海上列車の風景に非常によく似ているといわれる。これは印象にすぎず、制作側は明言していない。 Google マップ · Apple マップ

行き方: 愛媛県、下灘駅。

沼底駅

千尋は、受け取った切符に導かれて、水辺の静かな駅で降りる。

物語の舞台 沼底駅 — 水辺にある、小さく静かな駅。

実在のモデルは知られていない。

沼地の銭婆の家

千尋は沼地の小さな家を訪ね、盗んだ判子を返して詫びる。銭婆は温かく彼女を迎える。

物語の舞台 銭婆の家 — 沼地にある小さな家。

実在のモデルは知られていない。

実際の撮影地 東京都 江戸東京たてもの園 子宝湯 — 風呂屋と商店街のまわり Google マップ · Apple マップ

登場人物

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